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AutodeskのMAXについてくるレンダリングマネージメントソフトでBackburnerというのがあります。

Mayaで面倒なのが、レンダリングマネージャがないということ。
購入するにもコストがバカにならないですし、突然サポートされなくなったりと、ホント、こりごりな部分。

実はこのBackburner、cmdjobというコマンドで任意処理をさせることができます。しかも、このコマンド記述、

cmdjob (backburnerのオプション設定) (通常の任意バッチ記述)

という風にオプション設定の後に、いつも使っている.batを連ねて記述するだけ。なので、.batで処理できるものは、何でも放り投げられる模様。

ということは、
.batで実行できる、mayaのレンダリング、after effectsなどのレンダリング、blur処理や、その他画像処理なども、みぃんな分散処理できてしまいます。

ちなみに、Mayaシーンを分散レンダリングさせようとする場合のサンプルです。
レンダリング用の.batの内容まんまです(taskListを参照する部分のみ一工夫必要ですが)。

cmdjob -jobName "maya test" -group "ren-pcs" -jobNameAdjust -description empty -taskList C:\maya\scenes\tasklist.txt -taskname 1 -manager ua2-pc "C:\Program Files\Autodesk\Maya8.5\bin\render.exe" -s %tp2 -e %tp3 -rd C:\maya\images C:\maya\scenes\planeBall.ma > C:\maya\scenes\log.txt

tasklist.txt内容
1-5 (1of5) 1 5
6-10 (2of5) 6 10
11-15 (3of5) 11 15
16-20 (4of5) 16 20
21-24 (5of5) 21 24
(コメント,Tabスペース、スタートフレーム、Tabスペース、エンドフレーム、改行)

tasklistで分散内容を記載し、%tpでtasklist内の設定を参照しています。リダイレクション">"でログも出力しています。

cmdjob を、.batで記述して実行させる時に注意すべき点があります。
レンダリングフレームをtasklist.txtから引っ張ってくる記述、%tpの”%”が曲者で、

コマンドラインから直接実行する場合  -s %tp2 -e %tp3
バッチファイルで実行する場合 -s %%tp2 -e %%tp3

と、%を%%にする必要があります。

フレーム分散用にtasklist.txtを作成しなくてはいけないので、簡易的な放り投げソフトを作ったら便利だと思います。
pythonで作成中なので、完成のあかつきにはご案内できるかもしれません。

backburer自体は、誰でもダウンロードできるようになっているので、フリーなのだと思います。
Autodeskのサイトからダウンロードしてみてください。
何台かのマシンにインストールするだけで、設定も必要もなく、勝手にお互いを認識してくれるので、楽チン。
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